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onsenmark.jpg天然温泉表示マーク
温泉法に規定された 本当の温泉を示すマークです 日本温泉協会が昭和51年に制定しました
当HPは、日本温泉協会の許可をえて使用しています


toumei.png妊婦さんによくある温泉Q&A

Q1:妊娠しても温泉に入って大丈夫でしょうか
C-F13-01.jpgインターネットで温泉を取り扱ったものには妊娠初期や後期の妊婦には温泉は禁忌”と書かれているのをよく見かけます 確かに,「妊娠していても温泉に入っていいのでしょうか?」と言う質問をよく聞かれます

 さて、私は“日本一のおんせん県おおいた”の温泉地“別府”に住んでいます。別府の人々は、昔から地域の温泉浴場を朝夕利用してきました。妊婦さんも、ごく普通に温泉を使ってきました。当然のことながら、別府では、流早産や妊娠中毒症が多いなどということはありません。でも、別府育ちの妊婦さんからも、やはり同じ質問を受けることがあります。 結論から言えば、温泉も通常の家庭での入浴と同様になんら問題のないことなのです
Fotolia_1571105_XS.jpg温泉そのものが妊婦に悪影響を与えることは考えられません
妊婦さんたち、安心してください 温泉は妊婦さんにとっても、女性の健康と美容に素晴らしい効果をもたらす自然の恵みです

ただし、妊娠初期には15%以上の流産があること(これは自然の決まりごとです)や、おさんが近づくとお腹が張ってきたり、破水が起こったりしやすくなります このために妊婦さんにトラブルが起こりやすいのは事実です
しかしこれはなにも温泉に限らず普通のお風呂でも同じことです つまり、
気をつけることは熱いお湯や長湯はなるだけしないように心がけましょう

温泉旅館や温泉浴場では、妊婦さんのトラブルを予防し、ほかのお客さんに迷惑をかけないための防御手段として このような掲示をするところが多いのだと思ってください  ▲ ページトップへ

Q2:温泉法について?
C-F13-01.jpg温泉の利用については、温泉法という法律で不特定多数の人に温泉を提供する場合は、温泉の泉質、効能、禁忌についての掲示が義務付けられています さらに温泉の一般的禁忌症についても日本療養泉規定によって定められています その法律を見てみましょう


onnsenn5_.gif 温泉法は、昭和42年に一部改正され、昭和57年にも温泉の適応症設定基準を策
定したのですが、その経過の中でも「妊娠中(とくに初期と末期)」が禁忌症で
あることの検討は行われず、そのまま禁忌症として取り扱われてきました。
 おそらくは、このことが原因で“妊婦は温泉には入らないほうがいい“という誤
解が起きたものだと考えられます。



禁忌症とされてきた理由?Fotolia_648394_XS.jpg
 「妊娠中(とくに初期と末期)」が、これまでの長い間、なぜ温泉浴の禁忌症
とされてきたか明確な根拠は不明で、医学的にもその根拠はなく、禁忌とするエ
ビデンスは見当たりません。温泉法を管轄する環境省においても、その理由は
まったくわからないとしています。つまり、何だかよくわからないうちに、「妊娠中(とくに初期と末期)」は温泉浴の禁忌とされてきたのです。
 ただ、妊娠初期と後期では流産や出血や破水が起きやすかったり、脳貧血を起こしやすかったりするので、不特定多数を対象として温泉浴を提供する施設にとって面倒なものとして、他の病気と同列に挙げられていたのでしょう。

禁忌症から”妊娠中”が削除された!
 平成26年7月から、最新の医学的知見等を踏まえて、「温泉法第18条第1項の規定に基づく禁忌症及び入浴又は飲用上の注意の掲示等の基準」が改訂されました。このなかで、従来は禁忌症とされていた「妊娠中(とくに初期と末期)」が削除されました。
 日本温泉気候物理医学会では、平成17年から環境省の要請を受けて適応・禁忌症に関する改定案の検討を行い、その結果を環境省へ報告しました。それを受けて環境省はパブリックコメントを募集したのち、平成26年7月1日付で新しい適応・禁忌症を、環境省自然環境局長名で通知しました。そして、この通知において、「妊娠中(とくに初期と末期)」は、禁忌症の中からが削除されたのです。

C-F08.jpg妊婦と入浴の注意
 妊婦さんにとっても、温泉浴は普通の入浴と同様に考えていただければいいことです。ただ、先ほども述べましたが、温泉に限らず入浴を提供する施設では、ご自分の体調に十分気を使ってほしいものです。

おわりに
 温泉を、楽しく安全に利用するための、わかりやすいパンフレット「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」が、日本温泉気候物理医学会の監修で、環境省から発行されています。お手元においていただき参考にしてください。下記URLでダウンロードできますので、この機会に是非ご覧になっていただきたく思います。
「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」
https://www.env.go.jp/nature/onsen/docs/zentaiban.pdf
妊婦さんは、お風呂に入るときは以上のようなことをるふまえて,体調にはくれぐれも注意しましょう 特にほかのお客さんがいるような温泉施設では、万が一の場合、迷惑をかけるので,無理しないで自重してくださいという意味です ▲ ページトップへ

2011 06 09_1718_edited000000-1.jpgちなみに岩永レディスクリニックでは昭和39年の先代岩永病院時代から、今も妊婦さんの温泉浴と赤ちゃんの産湯は地下から豊富に湧き出る無色透明の天然温泉を使っています 
別府生まれの産湯は温泉でなくちゃ!!

当クリニック院長は 日本温泉療法学会の会員で 温泉療法医でもあります